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(ほぼ)放ったらかしで月利3%を目指します。

雑EAメモ(厳し目レビュー)

たまにゴゴジャン・サーフィン(ゴゴジャンの新しいEAを物色)をしてるのですが、目に止まったEAを厳し目レビューです。

INTER-Est.

最近、ゴゴジャンで頭角を現している会社ですね。ただ、システムはいまのところイマイチなものが多そう。数字上はよく見えるがリスクが高いものが多そうです。量をさばいて売上をあげようという魂胆なのか?

今売出し中はこちら。

INTER-Est.
「ダブルプロフィットシステム」で『1億2千万円』を射程範囲に。圧倒的な利益率・勝率・安定性を実現するテクニカルEA
「ダブルプロフィットシステム」で『1億2千万円』を射程範囲に。圧倒的な利益率・勝率・安定性を実現するテクニカルEA?|?fx-on.com

一見すごそうですが、やってることは朝スキャで、しかもドル円のBuyオンリーです。

このロジックでは柔軟性にかける印象です。 相場の一つのシナリオとして、これから極端な円高局面が来る、という説があるので、もしそういった局面が来たら大きな損失があるかもしれません。もちろん、ドル円の下降局面で、利益を出す、あるいは、トレードを避ける、ということができるロジックであれば、本物かもしれません。ということで、ドル円の下降局面での立ち振舞を確認してからの購入にしましょう。

InstaFX evolution

続いてはこちら。

InstaFX Evolution
InstaFXを最高かつ最強に進化した傑作EA。20年バックテストと高スプレッドテストで優位性を確認済み
InstaFXを最高かつ最強に進化した傑作EA。20年バックテストと高スプレッドテストで優位性を確認済み?|?fx-on.com

今のところ、非常に怪しいです。

商品説明を見ると、もともと販売中である元祖InstaFXの取引量より30%UPする想定とのこと。元祖InstaFXよりも、PFも改善してるのですが、PFの改善幅よりも、取引数の上昇幅の方が大きいので、より細かくトレードを重ねて成績をよくしたのだと想定されます。しかし、現状は取引数はものすごく少ないです。これは「苦手な相場を避けてる」とも言えますが、リリース後15営業日程度で、たった5回というのは、現在のInstaFXの同営業日期間中の15回というトレード数に対してたった30%しかありません。(30%増加しないといけないのに!)

もし、バックテストの性能通り、最終的に30%増のトレード数になるなら、ある時突然、爆発的なトレード数を稼ぐ必要があります。

その爆発的なトレード頻度、かつ、PF1.7相当のスペックで勝ちまくる、という実績が確認できてからの購入で全く遅くないと思います。それができないなら、ただのバックテスト専用のおもちゃでしょう。 (※ちなみに、InstaFXはその昔に購入しました。実力派は良くも悪くもない、という印象で、ギリギリ勝っているので一応、ポートフォリオの一つとして動かしています。ちなみに、InstaFXもバックテストの成績には遠く及びません。ちょっとこの開発者は机上の空論すぎるバックテストをやりがちな印象です。)

Nanpin Drug

次。どこかのブログの言葉を借りると、ナ族。ナンピンEAです。

Nanpin Drug -AUDCAD-
チャンスを逃さない高頻度取引。キメずにはいられない幸せの連続勝ち。
チャンスを逃さない高頻度取引。キメずにはいられない幸せの連続勝ち。?|?fx-on.com

ナンピン手法が悪いとは言いません。このナンピンEAは、色々なナンピンたちの中でも、バックテストを見る限り優秀だと思うし、僕も稼働を検討しています。

しかし、大きな問題は、ナンピン口座は本口座と分けないといけない点。まぁ、分ければいいんだけど、最低50万〜100万ほどの証拠金がないと不安だし、その資金を用意するまでかと言われると悩ましい。

ナンピンのリスクは、10年のバックテストで破産がなくても、明日突然破産するかもしれないことです。カナダとオーストリアは両国とも資源国通貨なので、値幅が安定するという前提に立ったシステムなのだけど、政治のさじ加減や自然災害でそのバランスは一気に崩れるます。目下だと、中国の景気減退がオージーに与える影響が怖いところ。

そういう急変で、なくなって許せる50万なら運用の価値はあるかもしれません。だけど、今の資産規模だとそんな余裕はないかなぁ、ということで見送ってる。仮に1000万程度の運用資金があれば、そのうち5%をこういうのに使う、というのはありかもしれない。資産全体の5%のDDで損切りして終了させる、くらいの感覚でしょう。10%だと、ちょっと大きすぎるかな、という印象です。このリスク管理については、グリッドトレード全般に言えることですが。

ちなみに、たまにポンドルやユーロ円をトラリピで回すような気の触れた?リスクテイカーの方がいますが、そういう方には、このEAは適度なリスクで、代替案として優れていると思います。

ということで雑な注目EAレビューでした。