民泊界が大荒れです。
airbnbや、booking.com等で、新法対応の届出番号が未提出の宿を対象に6月11日以降の宿泊予約が、強制的に取り消しになる、ということです。
このやり方は、異常です。既に、多くの宿は半年先の予約まで確保してます。もともと、観光庁は「現在の予約分であれば、6月以降分も含めて有効」というスタンスだったにも関わらず、2週間前になって急に「予約を取り消す」と、通知を出したようです。
その通知を出すなら、一年前でしょ、と。遅くとも半年前、というのが常識かと思います。
これで一番、迷惑をかけるのは旅行者であるということを観光庁はわかってるのでしょうか。(airbnbは、旅行者に対して約11億のサポート基金を用意するという、これまたビジネスの世界で聞いたことないような対応を発表してます。)
一体、どの口がおもてなしの国だと言ってるのか。
ここまでは、100歩譲って理解したとしましょう。問題は、booking.comです。
## booking.comでは簡易宿泊所があっても掲載NGに。
とあるbooking.com利用者の話では、私が入ってるコミュニティの情報によると、簡易宿泊所の免許を取得してるにも関わらず、急に掲載が止められたとのことです。
簡易宿泊所は、民泊が問題になるはるか昔から、民宿などという形で日本に多くありました。法令遵守の宿です。これが掲載NGとなると、旅行の被害はさらに甚大です。
実際、先ほど、上のメッセージを共有された方とは別の、私の取引先の簡易宿泊所のページをチェックしたら予約不可になってました。。
おーい、売掛残ってるよー、、っていう個人的な話は置いといて、、なかなか信じられない対応です。
簡易宿泊所については、免許があればきちんと掲載再開されることを祈ります。。
P.S.
僕は、旅行者としても世界中で民泊を活用したし、2年ほど前まで、自宅でホストもやりました。ホストをやったのは、海外での経験があまりに素晴らしくて、日本でも同じ体験をしたかったからです。違法民泊だの、社会問題化してきたころ、妻が妊娠したのでやめちゃいましたが、ほんと楽しかったです。
週末は世界の人と自宅のリビングや居酒屋で酒を飲み交わす、という感じでした。楽しすぎて、酒代やご飯を奢ってたので、全く儲からなかったけど、素晴らしい思い出です笑
これの体験を続ける、今のところ、唯一の方法は、couchsurfingじゃないでしょうか。
couchsurfingでは、お金は儲けられないけど、楽しさはairbnb以上です。お金が介さない、心と心の繋がりがそこにあります。興味がある方は検索してみてください。お金は儲からないけど、心が豊かになります。
僕は世界を旅行してるとき、couchsurfingに感動しすぎて、寄付メンバーになりましたよ。
【追記】
簡易宿泊所の場合、電話でbooking.comに依頼すれば、掲載が戻るようです。
困ってる方はぜひ、電話して問い合わせてみてください。