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0から始めるFX自動売買

(ほぼ)放ったらかしで月利3%を目指します。

近況と雑記

近況① EA運用

私、FX自動売買については、引き続きやっております。

徐々にうまくはいっているものの、ほんのちょっとしたミスで、ドカーンとやられて取り返す、みたいな状況が続いてます。

3月にナンピンEAの設定があまく、精算されてドカーンと減ってしまったのですが、そのまま動かしてれば逆に爆益だった、というのが今年最大の失敗ポイントです。。

投資にタラレバはありませんが、そういうミスがなければ大体年利200%くらいのシステムは作れたんじゃないか、と自分では思ってます。

EAには賞味期限があるのでなんとも言えませんが、しばらくこのポートフォリオを放置するだけにしようと思ってます。

戦略は、チャンポンです。特定のロジックだけに頼るのではなく、強弱様々なロジックをチャンポンにして、シャープレシオを高めよう、という作戦です。(現状、シャープレシオが高いようには見えないグラフですが、少しずつ調整を加えています(汗))

FXに関しては、EAよりも、裁量トレードのほうが調子がよいですね。というのも、これだけクロス円が走れば、脳死ロングしておけば儲かる相場でしたので。。 引き続き、ドル円、クロス円ロングはやっていきます。今年、1ドル150円は本当に来る気がしますね~。都度、色々な介入やリスクオフで振り戻しがありつつも、辺にハイレバにしなければ、どうせ金利差の通りに動くように思います。

どのくらいチャンポンしてるか、というと、例えば6月10日のポジションはこちら。

ほとんどがユーロドルとドル円、あとは、クロス円やオジカナなどかな、という感じですが、とにかくロジック分散してます。 たまに凄まじい量のポジションを持ってることもあるようですが、一応、大丈夫なはずです。

実はこの口座は、既にTaritaliのキャッシュバックで原資分は全部抜いてますので、別に破産してもいいかな、という気持ちでやってます。

自分的に高頻度FX口座は、破産するまでに、Taritaliで抜ききれば勝ち、という謎の方針です。

考え方としては、①数年に一度の大きなクラッシュが明日発生する可能性がx%である、②それにEAが巻き込まれる確率がy%である、③それで破産する確率がz%である、従って、xyz%で、アカウントが突然死する、くらいの感覚です。あと、自分が運用ミスする、というのがあって、実際はそれが最も破産率が高いです。必要な証拠金が不足してる、とか、EAが止まってる、とか、VPSの不調に気が付かない、などなど。

まぁいずれ破産するのだから、その中で、最高の資金効率で、最大収益をあげよう、という考えでやってます。

近況② 仮想通貨

去年から仮想通貨に入ってますが、初めてまともに勝てたのが、私がやったのがMove to Earnで有名になったSTEPNというBCGです。色々と意見の分かれるアプリです。今なら安く始められるので、やってみてもよいかもしれません。私も投資家の端くれとして、こんなNoteを書いてみました。BCGというジャンルに投資されるなら、少しは参考になるかもしれません!

note.com

あと、このアプリをやり込んで、投資というものは何たるか、ということをとても勉強できました。

このアプリでなくとも、ある程度人気のあるアプリで、伸び盛り!みたいなものを熱中してやってみることはとても、とてもオススメです。

なんというか、すごく小さい経済圏の中で、人や資金の流れをダイナミックに感じながら投資をできる経験がとてもよいです。CEX、DEX、先物、現物、FR、ヘッジ、デルタニュートラル、トケノミクス... 本当に色んな用語を学びました。教科書的に学ぶわけではなく、実際に自分の財布に直結する形で学べるので、めちゃくちゃ吸収できます。

アプリを始めるだけなら、何の知識もいりませんが、その先に広がってる世界がめちゃくちゃ奥深いのです。

まず人の感情が動いて、お金が動いて、新しい構造的な安定性が生まれて、気がつけば経済圏が生まれている。

そして、時にバブルになって、突然弾ける、みたいな流れをごく短時間に何回も体験できます。最高に楽しいです。

30万円くらい握りしめれば、いろんなアプリにチャレンジできると思うので、オススメです!私、一応、昔、経済学を勉強していた学生なのですが、経済学の教科書よりも、経済のことを学べる、と思います。

あと、STEPNに関して言えば、毎日の運動習慣がガチで身につくので、最高にオススメです。「今、歩かなければ1万円を拾いそこねる!」みたいな状態に追い込まれます笑

投資に関しては、そんなところでしょうか。

雑談

仮想通貨をやって、世の中の人やお金の流れ、というのをすごく意識するようになりました。

仕掛け、感情、人流&お金の流れ、経済圏、バブル、、、、という流れは鉄板だと思います。

という感覚になっている今、流れてきたニュースがすごく気になりました。

こちらです。

www.asahi.com

一見、「子供中心の政策ができる自治体っていいね~」というだけのニュースに見えるかもしれませんが、私はこれ、めちゃくちゃ興味深いと思いました。

投資に関係ないような話にも見えるのですが、仮想通貨で行われていることと、何ら変わらないな、と思ったので、ここに書いてみます。


このニュース、気になってTwitterを見たところ、思ったとおりのコメントがいくつか見られました。

要は、「市内では評価されていない」というのです。

よく考えたらそうですよね、子供にお金をかける、ということは、裏で削られている予算がある、というわけです。子供が巣立った中年以降~高齢者の世帯、独身者には、マイナスでしかないですよね。

自分が払った税金で、近所にうるさい保育園作られる、自分がこれまで趣味でやってた◯◯サークルの補助金がカットされる、昼間、時間つぶしにいってた施設がなくなる、、、これはケシカラン。となってるはずです。

多数決の政治の世界では、ちょっとやりにくい政策です。

じゃあ、これ、どういう戦略なんだろう?と考えるわけです。

一つ、事実として、今までもこれからも、日本では子供は減り続けます。そして、高齢者は増え続けます。

言い換えれば、自治体としては、「減りゆく子供を奪い合うゲーム」をしている、といえます。だから、各自治体、Uターン、Iターンの移住者に手厚い補助を出しているわけですよね。既にゲームは始まっているわけです。

この奪い合いのゲームに負けた自治体はどうなるか、といえば、シンプルに、"消滅"していきます。

こちらの記事によると、今から20年後には900近い自治体が消滅すると予測されています。

消滅可能性都市とは?896の市町村区が2040年に消える?|政治ドットコム

消滅までいかずとも、実質、自治困難で統合されるという自治体まで含めるともっと沢山の自治体が存続の危機になるはずです。

この流れで見ると、今まさに、今の新生児が成人する頃、つまり、20年後の運命が決まってきている状況にあります。


だから、今、自分が自治体を経営しているなら、20年債でも発行して、ギリギリまで借金した上で、子育て世代を呼び込む政策をするはずです。

逆に、社会保障費がかかるジジババには不利な政策を行って、できることなら、外にでていって欲しい。言葉は悪いですが、こっちはなすりつけ合いです。

子供+↑、ジジババ-↓、という政策です。

書かれてないので、実際どんな感じか不明ですが、この政策にはもう一つ重要なポイントがあって、企業の誘致です。

というのも、住んで、子育てをするためには、仕事が必要です。また、今の子供が大きくなった後にも、魅力的な仕事がなければ、子どもたちは(税金を払うことなく)外にでていってしまいます。

これでは投資は回収できません!

だから、子育て層と、その受け皿になる企業の誘致は同時に行わなければ、効果が半減します。

どんな産業がベストかは、自治体によって異なると思うのでなんともいえませんが、政治的にできることとしては、転入企業への優遇、交通網や工業地帯の整備など、でしょうか。

非常にお金がかかりますね。でも、今、勝負しなければ、20年後に消滅します。

こうやってリスクをとった自治体と、そうでない自治体では、20年の間に雲泥の差が生まれるはずです。

結局、人を呼ぶためには、"仕事の場"="お金を生み出すマシン"と、その"土台"=魅力的な子育て環境が必要なわけです。

一言でいえば、経済的なメリットです。

人間が合理的な生き物であれば、メリットの大きい地域へ人も企業も移動します。

人間の合理性を防ぐのは、色々な心理的な障害です。最たるものは、"埋没費用"です。

これまで住んだ街から引っ越した方が、明らかに経済的にメリットがあるが、折角、人間関係ができたのに、とか、折角、いい家に住めているのに、とか。。etc

要は、過去のものをなかなか損切りできないのです。FXの含み損ポジションを損切りできないのとも、同じです。ドル円のショートで含み損を抱えているなら、今すぐ切って、ドテンロングした方がいい、と分かっているのに、何故か損切りできないんですよね笑

損切りの速度は、人によって大きく違いますが、時間をかけて、メリットの大きい方へ人間は動いていきます。

これ、まさに、STEPNで起こったことと同じなんですよね。でも、最終的に正しい方向に大衆は動いていく、そういう前提なのが、web3的な思想です。最後には正しいところに人間は行き着きます。

最終最後はFXの場合は、ロスカットです。住居の場合は、「インフラコストがめっちゃ高くなる」とか「保育園が無くなる」とか「仕事がなくなる」とあかが最後通告、という感じでしょうか。

ワラワラと人は移動していくはずです。

こうやって、早期に好循環を生み出せた自治体は、大きく成長していくんじゃないでしょうか。全ては政治で決まると思います。

ただし、選挙は多数決です。こんなことをやると普通は選挙で負けるはずです。だからこそ、制度設計と同時に、「人の心」を動かすことが大事です。

とても、エキサイティングですね。人はメリットの大きい方へ勝手に動く、でも、心理的なハードルで人によって速度感がすごく違う。

ほんと、STEPNで起きたことがそのままリアルの世界で起こりそうで、とても興味深いです。

ということで、Block Chain Game、超おすすめです!!