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(ほぼ)放ったらかしで月利3%を目指します。

暴落相場への準備編:裁量トレード用の口座

私はEAの運用をメインにしていますが、EAというのは勝ったり負けたりを繰り返しますので、年間利回りは、よくて50%、悪くて10%以下くらいまで前後することを想定しています。つまり500万運用しても、50万くらいしか稼げない年もあるわけです。(というか、今年がそうなりそうです。。マイナスにはならないと思いますが、せいぜい50万程度の利益になりそうです。まぁ、十分といえば、十分なのですが、計算上は150万程度はいくはずだったので、かなり下振れです。)

EA運用をしている方は、「裁量トレードをする時間がない」「相場を見ていられない」「ストレスに耐えられない」といった理由で、裁量ではなくEA運用を選択されている方が多いと思いますが、実は、裁量トレードは、「素人でも大きく稼げるチャンス」というのがあります。それは、数年に一度くる「大相場」です。(例えば、ビットコインが10万から250万まで急上昇した時には、素人トレーダーも大金を稼いでいましたね)

そして、今年、これから相場は大きく動き出そうとしています。経済ニュースもざわついてきました。

現在、相場は大きく上下に触れていますが、次に相場が大きく動くとしたら、「リスクオフ」。いわゆる、円高・株安相場です。

そして、大相場では、EAよりも裁量の方が大きく儲けられる可能性が高くなります。

なぜなら「EAは過去の相場を学習して最適化されている」ので、大相場には必ずしもついていけません。おそらく、押し目の少ない強烈な相場でトレードを控えるEAが多くなると思われます。強い相場で逆張りしてしまったり、順張りで乗れても、30pipsくらいでTPしてその後はトレードしない、、など、おそらく、多くのEAがそうなると思います。

だからこそ、裁量です。というか、大相場では素人でも簡単に儲けられます。実際、トランプ大統領が就任したあと、1ヶ月程度でドル円は10円以上、急上昇しましたが、その時、裁量トレード下手っぴな私が100万程度稼ぐことができました。(ま、その後、裁量はダメダメになったので、システムトレードに転向したわけですが^^;) 前述したビットコインの大相場でも、素人トレーダーが何百万も稼ぐことがザラにありました。

もちろん、そんな大相場が必ず来るわけではありませんが、せっかくFXの世界に足を踏み入れているなら、数年に一度の大相場に乗らないのはもったいないです。大相場には、小ロットでもいいから乗って、数十万から100万超の利益を出しましょう!

そこで、大相場が来る背景とその準備のお話です。

大相場が来る背景

まず、今回の大相場の火種を整理しておく必要があります。これを分かってないと、大相場を大相場と認識できないと思います。実際、私もドル円のトランプ・ラリーが始まった時、「トランプが当選したら円高だろう」となんとなく思っていたところがあって、円安ラリーに少し乗り遅れました(乗り遅れても100万は稼げた!)

私が、色々なソースから入手している「相場にくすぶるリスク」をまとめました。いずれも、「トンデモ話」ではなく、現実に発生している問題です。

①合意なきブレグジット 

海外のニュースでは "No deal Brexit"と呼ばれているイギリスのEA脱退です。イギリスとEAの問題は、政治的や流通の問題でも非常に課題山積みで、どう考えても合意できそうにないのですが、金融関連の議題でも実は問題が山積みです。ロンドンは、歴史的にも世界の金融の中心地で今でも世界一の取扱量です。離脱によってどういう影響が出るかはまだ不透明なのですが、「もしかしたらやばいかも」という火種が沢山あります。特にオプションの取り扱いをどうするか、ということが問題になっているようです。

②ハイイールド債やレバレッジローンの市場が膨れ上がっている

細かく知りたい方は個別に検索してもらえたらと思うのですが、リーマンショックのときに問題になったサブプライムローンとかなり似た性質の債権の取り扱いが膨れ上がっています。

世界の低金利政策が長らく続いたことで、金融市場では、ハイリスクな債権が流行しています。債権の中身は、非常に中身の不透明な証券化されていて、格付けBBやBBBの債権をパッケージにした商品です。

企業向けのローンなのですが、ひょっとした歪みが発生すると、連鎖的に破綻していく可能性があります。例えば、短期金利マーケットの上昇、とかですね。(←後述しますが、実際に発生していてFRB金利を無理やり押さえつけている状況)

ちなみに、ハイリスクな社債は、CLO (Collateralized Loan Obligation)という金融証券でパッケージ化された後、証券化されてマーケットに出回っています。そして、それらを最も沢山購入しているのは、日本の農林中金だそうです。控えめにいって、やばいですね。日経ショート、ドル円の暴落に直接つながります。一気に日本の金融機関が世界に入れているマネーが円に戻される(円買い)になるのではないか、と思います。

アメリカの短期債市場がコントロールできなくなってきている

厳密にいえば、もちろん、FRBが今もコントロールしているのですが、本来、コントロールできるはずの短期金利が一時、9月には10%を超えるような金利がつき、大口企業の資金のショートが懸念されました。FRBが介入して事なきを得ているのですが、まだ平常時よりは高い金利が続いており、FRBは介入を続けているそうです。

これは、非常に微妙な問題で、介入=マーケットへの資金供給なのですが、「介入しないと金利が上がる事象自体が債権マーケットに対する下落リスクである」という捉え方と、「実質的な量的緩和の再開のきっかけになる=株買いである」というどちらかというと緩和期待に近い見方の両面があります。短期金利の上昇は、債券市場の暴落=バブルの崩壊にも、バブルの最終波の形成(最後の吹上げ)にもつながる、という点で、両面性があり、捉え方が大変むずかしい問題です。しかし、異常事態には変わりない、という感じですね。まぁ、ここからバブルの最終派がくることも一応考えて、ポジションは取っていきたいところです。

④米中貿易戦争

これはニュースでご覧になっている方も多いと思いますが、この問題も収束するイメージがつきません。気がつけば、ほとんどの商品に20%の関税がついてる異常な状態です。おそらく、もともとアメリカ的には、中国は脅せば従うだろう、という見込みだったと思うのですが、中国は想像以上に強気でした。10月の協議を見ていると、アメリカ的には収めに行きたい印象ですが、中国はツンツンしてる印象です。立場が変わってきた、という捉え方もあります。これも火種ですね。

⑤中東問題

サウジの原油施設がドローンで攻撃されましたが、これも中東の宗教問題が絡んだ複雑すぎる問題です。今回の攻撃の問題は、「ドローンが地上100m付近を飛んでいたため、レーダーで捉えられなかった」ということです。つまり、次の攻撃があったとしても防ぐことができません。そして、攻撃が続く、との観測も出ています。サウジ的には、問題を収めたい、という懐柔的なスタンスのコメントを出していますが、どうなるかわかりません。原油価格は世界経済に大きな影響があるので、結構怖い問題です。(10/11本日も、イランのタンカーが爆発した、という報道がありましたね。きな臭いです。)

⑥日本の増税

増税後も株価落ちないなーと思ってる方、多いと思います。しかし、今はまだ、増税対策の還元策で支えられているようなものです。実際、過去の増税後もすぐには株価は落ちていません。

ただし、数カ月後には確実に株価が落ちます。(例えば、来年6月の還元策の打ち止め時期など?)

なぜなら、、というところですが、2%の増税は、年収500万の世帯であれば(年間約500万使うとして)、年間ざっくり20万の増税となります。20万ってめちゃくちゃ大きいです。

毎年、海外旅行に行ってたのがいけなくなる、とか、月に1~2回、外食に行ってたのがいけなくなる、とか、ボディーブローのように聞いてくる金額だと思います。特にオリンピック後の景気の落ち込みはすごく怖いですね。

以上が私が把握できている範囲のくすぶっている「火種」です。これらは全て、直近で想定されている「大相場の火種」です。これからは細かなニュースにもアンテナを張っておきたいところです。

アメリカ、ヨーロッパ、中東、アジア(中国・日本・ついでに韓国も激ヤバ)には、かなりやばい火種が沢山あるといことが分かっていただけたかと思います。

大相場に備えた対策

前述した内容は、全て「リスクオフ」の動きです。リスクオフになると買われるものは、「ゴールド」「債権」「日本円」「スイスフラン」などが代表的です。

つまり、そのあたりを買っていけば言い訳です。ただし、極端な動きが出た時は、投機的な要素がある商品は「全部売り」になると言われています。損失を補填するために、利益が乗っている商品を売却するから、です。

リーマンショックのときも、「ゴールド」「債権」は全部売りでした。つまり、狙いは「日本円とスイスフラン」です。あとは、個人でもやりやすい、CFDで株の空売りです。例えば、日経平均をショートする、とか、アメリカのダウをショートする、などです。

今回の相場で、私の場合、株売り&円買いを狙っています。

まず、自動売買をやっている口座もボラティリティが出てくるとレバレッジが効いてきて、裁量トレードをしにくくなることがありえるので、裁量トレード用の口座を用意した方がよいです。

今回の特徴は、「円ロング」つまり、ドル円であれば、ショートで入りますので、少し嫌なのが、「マイナススワップ」です。FXを経験したことがある方わかると思いますが、円を買うとほとんどの通貨ペアで毎日、1万通貨あたり100円前後のスワップポイントが引かれていきます。木曜日には、週末分も含めて3倍のスワップが引かれるので、1日で300円マイナス、などもあります。

今回、私が想定しているのは106円~108円程度で売りを断続的に入れて、100円になるべく引きつける、ということを想定しています。100円割れは、相当、介入も入ってくると思うので一部利確して、90円を待つ、というイメージです。

数ヶ月、売り玉を保有する可能性もあるので、「マイナススワップが小さい」口座を開設しておきたいな、と思っています。

そこで、おすすめしたいのは、DMMFXの証券口座です。

【DMM FX】入金

売りスワップ60円は最安クラスです。取引量も相当多く、約定も安定しているのが嬉しいです(小規模なFX会社だと、急落時は価格が飛びすぎるリスクがあって危険です。例えば、2019年1月のフラッシュ・クラッシュという急落で、ヒロセ通商というところのLionFXは大きく値段が飛んでしまってました。ちょっと危険ですね。その点、歴史の長いDMMのFXは安心です。

ついでに、日経平均アメリカ株の空売りを仕掛けるなら、DMMのCFD口座も開いておくといいと思います。ドル円よりも、ボラティリティが小さくて、こっちの方が確実かもしれません。とりあえず、50万入金で最高レバレッジ10倍(500万円分)のトレードが可能です。

【DMM CFD】入金

ここから、株の空売りドル円の売りで、数十万~100万程度の利益を稼ぐことが目標です。といっても、虎視眈々と上値を拾っていくだけです。

今は、107円台後半をうろちょろしていて、絶好の売り場ですので、ぜひ、急いで準備を進めてみてください。ヘッジファンドやブローカーをミセス・ワタナベ軍団でギャフンと言わせてやりましょう。

あ、ただ、警戒してる人が多い相場ですので、もしかすると、一度、109円とか110円まで上げてから落ちるかもしれません。得てしてそういう「ストップ刈り」というのは発生しますので、エントリーはじっくりと下降トレンドを見極めてから、もしくは、明確な材料が発生してから、でよいと思います。

損しても私は、全く責任を取れませんので、そこのところは、自己責任でお願いいたします。

ではまた!

追記

いい感じにあがってきましたね。戻り売りの機会を伺いましょう(絶賛含み損中です(泣)