https://keichang.hatenadiary.jp/archive

0から始めるFX自動売買

(ほぼ)放ったらかしで月利3%を目指します。

スターウォーズep8 所感メモ(ネタバレ有り) 4DXはめちゃよかったけど・・・

もう結構前になるが、エピソード8を見てきた。

結構、期待していた。

結果、映像と4DX以外は、素晴らしかった。めちゃ興奮できるし、まるで遊園地のアトラクション。しかも、それが新作スターウォーズとか、興奮以外の何者でもない。絶対、4DXで見たほうがよい映画です。

しかし、ストーリーは期待ハズレだった。いや、別に、歴代スターウォーズだって、ストーリーの作り込みがそんなに計算されつくしているわけではない。だが、あのスターウォーズ的な、「師匠に使えながら、自分の弱さを戦う」、みたいな、そんな構図が、男のハートを掴むのがスターウォーズだった。

けど、今回のスターウォーズのテーマは、おそらく、新時代の幕開け的な今後のためのプレストーリーが主題で、その中で、ダークサイドとライトサイドの対比を楽しむ、といったものだった。

ストーリー的には、ルークの時代の終焉という大きなストーリーの帰着に向かっていくなか、ジェダイ(ライトサイド)側と、表裏一体であるダークサイドの恐ろしさを描く、みたいな感じ。

それは至極、エピソード8として、全うな構成なんだと思う。ルークの修行中にダークサイドに落ちたカイロ・レンという、大きなストーリーの前提が明らかになった中で、レイが修行中にダークサイドを垣間見たことあたりが、そのストーリーにハマってくる。

カイロ・レンの描き方は、本当、今の時代的というか、恐ろしさが足りない、弱々しい悪役に思える。それこそが、ダークサイドの中にも、光がある、ということをにおわすポイントなんだろう。

いやー、まぁ、多分、全うなんですよ。全うなんだけど、すごく物足りない。別にこうしたらよかったって、応えをもってるわけじゃないし、一つのハイクオリティな完結した映画になっていると思うけど、心に全く響かなかった。

特に、師弟関係の描き方が納得いかない。せっかくヨーダまで出しておいて、しかも、ジェダイの書物を燃やすまでして時代を切り替える演出をしておいて、なんだかこう、気持ちのよい師弟関係が描かれてなかったように思う。(←個人的に残ったウヤムヤ。多分、監督が師弟関係とは何なのか、きっとわかってないと思う。)

それ以外にも、話の作り込みの甘さ(説明の雑さ)は、このライアン・ジョンソンという監督ならでは(たしか、ルーパーって映画も雑だった記憶が・・・)なのかな。ま、こういうSFモノでは、その辺は目をつぶった方が楽しめるからいいんだけども。

かくして、総合的には、ストーリーは不合格、しかし、映像は素晴らしい、という感じだった。特に4DXは、ほんと楽しかった。4DXでスターウォーズ最高。まるで遊園地。

あと、4DXは英語で見る場合、英語で理解した方がよい。字幕見ながら、映像見るとしんどい。英語がわからないなら、吹き替えの方が楽しめるかなぁと思った次第でした。