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ダイナマイトモチベーション1ヶ月目week-1〜2

ダイナマイトモチベーション6ヶ月プログラム 進捗状況

ダイナマイトモチベーション6ヶ月プログラムの1ヶ月目のCDをきき終わりました。この1ヶ月目は相当大切です。これが出来れば別に2ヶ月目いらないんじゃないの?と思えるような内容でした。

簡単に1ヶ月目の前半のプロセスをまとめます。石井さんの言葉というより、私の言葉や体験に言い換えている部分があります。今回は1週目、2週目です。

1ヶ月目の流れ(1〜2週目まで)

まず理解しておくべき前提=現状維持メカニズム

  • 何事も、第一歩目が一番エネルギーがいる。

    • 車がスタートする時に最もエンジンに負荷がかかるように、人間も新しいことを始めようと思った時にもっとも負荷がかかる。
    • 新しい職場にいけば、第一日目は負荷が最も高く、徐々に慣れて1年、2年と過ごすと職場にいくことは何ともなくなってくる。
    • 例えば、ビル・ゲイツ孫正義のような、ものすごく成功している人が、どんどん目標を達成していく様子を見ていると「すごいなぁ」と思うかもしれないが、次から次への目標を達成しているその人よりも、今日一歩を踏み出した貴方の方が高い負荷がかかっている(少なくとも継続して成功し続ける確率でいえば、ビル・ゲイツに比べると貴方のほうが圧倒的に低い。)
    • そのくらい新しい自分になることはパワーがいることだと自覚しておく。
  • 潜在意識(本能)は変化を嫌う

    • 意識では変わりたい!と思っていても、潜在意識は元の状態を保とうとしている。
    • 変化を嫌う潜在意識が自動的に(本能的に)発動することを「現状維持メカニズム」と言う。心理学の世界ではホメオスタシスともいう。
    • そもそも人間は変化が苦手。根本的に急な変化に対応できる動物ではない。
    • 環境や習慣が急激に変化すると体調は異常をきたす生き物。急に寒いところにいけば体調を崩すし、のろまな人が急にハードな職場にいけばストレスでダメになるし、逆にバリバリ働いてた人がノロマな会社に転職すればストレスがかかる。
  • 現状維持メカニズムを客観的に観察する

    • 例えば、英語が出来るようになってくると「いやー別にこんなもんでいいでしょ」と思う瞬間が1ヶ月後とか、3ヶ月後とかにやってくる(←私も体験済み)。
    • 「あーこれは現状維持メカニズムなんだ」と理解して冷静に対処することが大事。前の状態に戻そうとする身体の生理反応。
  • 友達や家族もあなたを変化させないでおこうとさせる。

    • 家族や友人などの周辺環境も現状維持メカニズムを働かせる。禁煙しようとしているあなたを喫煙者の友達は「まー1本くらい吸っとけって」と戻そうとする。その友達は「喫煙しているあなた」と友達である。
  • 記録をつけることが大事。手書きで日記(記録)をつける。

    • 自分の変化を体感することが大事。あたらしい自分を当たり前にしていく(←やってみて本当にそう思う)

Week-1. 「すぐ動く」癖をつける

さて、ここから具体的な1ヶ月目の動きをまとめていきます。まずは1週目。

  • やった方がいいと思ってるけどやってない(軽めの)ことを「ぽんっ」とやる癖をつける。
    • どんなことをすべきか?
      • 現在やってないけどやった方がいいと思ってること。
      • あまりヘビーな内容じゃなくて、ポンっできる軽めのこと。
      • 毎日じゃなくてもいい。思った時にやることが大事。
    • 例えば・・・
      • シンクにある洗い物を見つけたらさっと洗っておく。
      • 挨拶を必ずいう「おはようございます」「ただいま」「おかえり」なんでも。
      • 週末は掃除機をかける。

大抵、自分を変えられないと悩んでる人はこういうことからリハビリをはじめるべき。こういうのがポンポンデキる人は、そもそも悩まない。自分の怠惰さを冷静に自覚して取り組むべし。

そして、大事なことは記録をつけること。私の場合は、小さなことでも普段後回しにしてたことをやったら手帳に書く、という風にしていきました。

Week-2. 「ゴール設定」→「達成」のサイクルを体験(成功グセをつける)

1週目に「ポンポン動く」ウォーミングアップを終えたら、次は成功グセを作る潜在意識のセットアップです。

  • 潜在意識は慣性でうごく。

    • 潜在意識は、意識と違ってすごくプリミティブ。
      • 「昨日達成した」「今日も達成した」と達成を繰り返すと、「やろうとすることは達成できて当たり前、という潜在意識が醸成される。
      • 潜在意識はものごとの難易度を判断しない。簡単なことでも難しいことでも「目標達成できた」事実は潜在意識にとっては同じ。
  • 潜在意識の慣性を利用して「成功グセ」をつくる。

    • 1週目と同じく、「これまでやってなかったこと」で「やった方がいいこと」をやっていく。
    • 1週目との違いはまず「目標設定」をして、「必ず達成する」こと。
    • 「絶対に達成できること」であることが大事。この時点では、高い目標を設定しないことが大事。
    • 「毎日はしる」とかは難易度が高すぎる。雨がふったり、風邪をひいたら、その時点で目標達成できなくなる。
    • 日記を毎日つける、とか、手帳に毎日3つやることを書く、とか、その程度がいいかな。

ここで貴方のたてた目標は絶対達成できる。なぜなら、絶対に達成できる目標をたてるから。達成できる目標だから、達成できるんです。そのくらいの難易度でも、潜在意識にとっては関係ない。ゴール→達成を繰り返したことが大事。

簡単なことを続ける難しさ=比叡山延暦寺の話

ここまで読むと、俺はもっと難易度の高いことができる。こんなやり方アホらしい、と思う人がいるかもしれません。

でも、簡単なことでもきっちり続けていくということは予想以上に難しいということを理解しないと六ヶ月プログラムは終わらせられません。

以前、比叡山の住職さんに「油断してはいけない」の言葉の由来を聞いたことがあります。比叡山延暦寺では、本殿に灯されている火が消えないように毎日、油を少しずつ追加しているそうです。たしか、菜種油と仰っていたように記憶してるのですが、それを継ぎ足す、それだけの簡単なことです。火に気をつければ、小学生でも出来ることです。

それを延暦寺は何年続けているか。

なんと1200年以上です。 最大の危機は信長の焼き討ちにあったときだったそうですが、その時も別の寺に避難させる形で火を保ったそうです。

信長の焼き討ちの時点のことを想像してみてください。その時点で、おそらく700年以上、燃え続けている火です。ここまで続けたものは、どうにかして灯し続けようと皆が努力するわけです。もう、やめられないのです。まさに現状維持メカニズム。

一方、住職さん曰く、もしこの話の真意を知りたかったら、自宅で花を育ててみなさい、と。そして、毎日欠かさず水をやってみてください、そうすれば、1200年続く火の意味を実感できます、というのです。

ダイナマイトモチベーションの始めの一歩も、まずは水やりからです。別に一生同じことを続けることがこのプログラムのゴールではないですが、少なくとも六ヶ月間積み上げられるタスクを作っていくことが大事です。

私の場合のweek-2進捗

私の1週間の手帳をモザイクだらけですが公開しておきます。

私は「1日3つ重要なタスクに着手する」ことを目標に掲げました。書き出している中から3つ選んで進捗させていっています。

こうやって積み上げていくと、必ずどこかでたどり着ける、そんな気がしてくるから不思議です。

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1週間、手帳を埋めていくのが楽しい! 来週あたり、強めの現状維持メカニズムが来そうな気がしますが、打ち勝っていきます。

> 一応、何度か聞いたCDの内容を思い出しながら、自分の言葉で語っているつもりですが、著作権上、問題がありそうでしたら連絡ください。