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二酸化炭素が温暖化の原因ではないが、大義名分としてイケている

地球温暖化は起こっていない!などというと、石油利権にまみれた学者がまたトンデモ論をいってやがる、と思われるが、非常に興味深いYoutubeがあったのでメモしておく。

 

www.youtube.com

 

時間がある人は見てみたらいいと思うけど、要点は次の通り

  • 地球の気温は確かに上がっている。
  • ただし、主要な要因は「雲の量の増減」。
  • 理由はシンプルで雲は白いので、太陽を反射するから。
  • 二酸化炭素の量も微妙に温度上昇に寄与しているが、ほとんどインパクトがない。グラフを見ても、因果関係を説明できていない。
  • 地球の雲の量を決定ずける要因は明らかになっているわけではないが、宇宙線などによって変動すると仮説が作られている。そして、コントロールすることは非常に難しい。

実際のグラフなどを見ると、たしかに二酸化炭素地球温暖化の主要原因ではない、というのは、正しそうな気がしてきます。ではなぜ、二酸化炭素が悪だ、というプロパガンダが世界の常識になっているのか?というのが話の本質です。

 

限られた石炭を節約するための大義名分としての二酸化炭素原因論

確実に地球はキャパオーバーになる

多分、これは誰もが認めざるを得ないことです。人類が直面している課題は、人口爆発です。世界の人口が今万人かご存知ですか?

なんと、73億人@2016年末です。15年くらい前、学生だったころ60億人くらいとならった気がするんですが。。人口は指数関数的に増えていて、ナショナルジオグラフィックの記事によると、2100年には112億人となる予想が出されています。確実にキャパオーバーになります。

 

人口が増えると色々なものが不足していきます。まず石油です。人類は、既に地球に存在する石油の半分を使ったと言われています。アメリカのシェールオイルもありますが、いずれにせよ限りある資源です。倍になった人口を賄うとしても限界があります。

 

限られた石油を節約するために、作られた人類共通で共感を得られること、それが地球温暖化です。地球の環境変化は、人間が作る二酸化炭素だから、それを減らすためにみなで努力しよう・・・これだと人々の共感を得やすくなります。

 

例えば、アル・ゴアの「不都合な真実」など、大変良くできた作品で、多くの人の共感を呼ぶことが出来ました。

 

これで自然エネルギーへの移行、低排出ガス車などが推進されてきました。二酸化炭素を減らすという大義名分のもと、石油資源を節約している、ということなんじゃないでしょうか。福島の原発事故で原発を廃止する国が続出したのは想定外だったと思いますが、少しずつ技術革新はおきていますね。

 

科学的に正しくないが、政治的に正しい

ということだと思います。二酸化炭素地球温暖化の原因じゃないです、となったとしたらエコを進めていこうという気にならないと思います。むしろ、人類は石油の奪い合いの方向に進むだけ、という感じじゃないでしょうか。

 

人口爆発はエネルギー以外にも問題を引き起こす

まずは食料/水の問題です。こと日本人においては、食料問題は大きな問題になると思います。世界の食料が逼迫した状態に、さらに円安で国力が弱まっている、という状態を想定するとまともに食料を輸入できなくなります。

 

幸か不幸か、日本は人口減の局面にいるので、必要な食料の総量が減っていくのはせめてもの救いでしょうか。

 

人口が増加している国ではそうはいきません。食料を巡って戦争が起きるという可能性も十分にありえます。2016年に右傾化した世界はその布石なのかもしれません。

 

ちなみに、上のYoutubeでは今後地球は寒冷期にはいっていくとされています。これが本当かはわかりませんが、仮にそうなれば収穫量は減少してより厳しい状況になります。

 

他にも、宇宙線地震や火山に関与しているなど、色々面白いことが言われてますが、何が正しいのかはわかりません。ただ、人口爆発だけは少なくとも事実です。これからやってくる、エネルギー/食料/水不足の世の中でどうやって立ち振る舞うべきか、考えることが重要だろうと思います。